NHK音楽祭2008 ブルッフ:バイオリン協奏曲 [徒然なるヴァイオリン]
前回の記事からまたもや半年と空いてしまいました。
相変わらず、子育ての慌ただしさに追われておりますが、引き続き練習は細々としています。前回の記事の当時はモーツァルトの協奏曲5番第1楽章を練習中でしたが、現在は第2楽章を練習中です(こちらをご参照)。
さて、2008年10月22日、東京出張のついでに、NHKホールで行われた「NHK音楽祭2008 -魅惑のバイオリン 魂のコンチェルト-」を聴いてきました。
【演目】
NHK交響楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
サラ・チャン(バイオリン)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブルッフ:バイオリン協奏曲 第1番 ト短調
サラ・チャンの演奏は初めて見ましたが、非常に情熱的な演奏でした。ブルッフとの相性は抜群の音色、弾き方でしたね。ハスキーボイスで艶っぽい演奏でした。ヒラリー・ハーンの演奏が凛として気高いのとは対照的でした。
どちらの演奏も個性的で魅力的です。どちらが好きか(というか、どちらの演奏を目指したいか)といわれれば私はヒラリー・ハーンの演奏の方が好きですが・・・。
ジャナンドレア・ノセダの指揮は、私にとっては前回のヒラリー・ハーンのシベリウスに続いて連続でしたが、こちらも情熱的でした。「魂のコンチェルト」とのタイトルにピッタリの選曲、指揮者、ソリストでした。
残念だったのは、ソリストのアンコールがなかったことですね。正直、小曲1曲くら弾いてもらいたかったなぁ・・・
さて、次のコンサートは多分来年1月のヒラリー・ハーンリサイタルです。今度はリサイタルですので、前回(シベリウスのコンチェルト)よりも更に楽しみですね~。
そのころはモーツァルト5番の第3楽章に進んでいたいものです。
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