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ちびねことヴァイオリン [子育てと音楽]

この頃、ちびねこと一緒にヴァイオリンを弾くことがあります。

DSC00055.jpg

こんな感じです。
私が左手を担当し、ちびねこは運弓だけです。
弓の持ち方は滅茶苦茶ですが、一応それなりに音はでます。
一人が左手、一人が弓というのは、
私が子供の頃レッスンで実際に行われていた練習方法なのですが、
まさか今になって役に立つ(?)とは思いませんでした。

ちびねこは、リズムをとって運弓をすることはできるので、
私と呼吸があえば、簡単な曲になります。
今のところ、この方式で
A線の開放弦からスタートする「かえるの合唱」を
弾くことができます。

途中、「き~こ~え~て~く~る~よ」で
EとFisが入りますが、これはE線に移弦せず
A線の第2ポジションで弾いています。
第1ポジションのみで、A線とE線の移弦で弾けるようになったら
分数ヴァイオリンを買ってみようかななどとも思います。

ところで、ピアノは何歳でも弾く楽器は一緒ですが、
ヴァイオリンは16分の1から4分の4(フルサイズ)まで、
多くの分数ヴァイオリンがあり、
身体の成長に伴い買い換えなければなりません。
まあ、1つ1つはピアノよりはるかに安いのですし、
全てのサイズを合計してもピアノより安いとは思いますが、、
無駄なような何とも微妙な感じですね~。


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ちびねことピアノ [子育てと音楽]

以前の記事に書いたとおり、うちには防音室があります。
防音室には、アップライトピアノと、ヴァイオリンなどがおいてあります。

ちびねこは、カーペットなのが良いのか、暗いのが良いのか分かりませんが、防音室が結構気に入っていて、一人で防音室に入って親指を吸いながらごろごろと寝ていることがよくあります。

また、ちびねこは、たまに私や妻の手を引っ張って、「ぴあ~」と言いながら防音室に連れていくことがあります。これは、ピアノを弾きたいという要望です。
私や妻がピアノの蓋を開けてやると、喜んで椅子に座り、ピアノを弾き始めます。もちろん旋律を弾けるわけではありませんが・・・

妻や私がピアノの譜面台に楽譜を立てて練習しているのを見て覚えたらしく、お気に入りの絵本(笑)のお気に入りのページを譜面台に立てて鍵盤をたたきます。

こういうとき、ちびねこは私や妻に、椅子の開いている部分を指さし、私や妻に並んで座れと訴えます。
妻が隣に座って童謡を弾いたりしてやろうとしても、邪魔をして弾かせないそうです。そして、妻がちびねこの演奏をほめてやると、本当に嬉しそうに喜ぶそうです。「僕の演奏を聴いて!そしてほめて!!」という訳です。
私が隣に座ったときは、右手だけで「かえるの合唱」とか、簡単な童謡の旋律を弾いてやるくらいなのですが、私は妻と違ってあまり邪魔をされず、むしろピアノにあわせて歌ってくれます。

NHKの幼児音楽番組「クインテット」をよく見ていることもあって、ピアノが楽器だという認識はあるようです。


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ちびねことCD [子育てと音楽]

先日宇宙滞在から帰還した若田光一さんは「人類は進化できると感じた。1カ月も経過したら宇宙の過酷な環境にも適応できた」と話されたとのことですが・・・

うちのちびねこ(男子、2歳7ヶ月)は、まだ言葉をしゃべれない段階から、自分でCDをかけて聴いていました。しかも、ちびねこ用のCDは5~6枚あって、そのとき聴きたい曲を自分で選んでかけて聴くのです。

CDジャケットからCDを取りだし、ミニコンポのイジェクトボタンを押して、CDを入れ替え、またイジェクトボタンを押してCDを取り込んだ上、再生ボタンを押すという作業なのですが、よくできるなぁと関心してしまいます。
どのCDがどの曲なのかも、ジャケットのイラストや写真で分かっているようです。
もっとも、CDジャケットの取扱は苦手らしく、ちびねこのCDのジャケットはそのほとんどが破損しています(苦笑)。

たとえば江戸時代にはこんな機械はなかったわけで、その時代の人々から見れば驚きの器具なのでしょうが、人間の子供はしゃべれない段階からこんな器具を使えるほどの適応能力を持っているんだなあ・・・と感嘆してしまいました。

それは良いのですが、困ったことは、ちびねこが我が家のTVのチャンネル権ならぬCD選択権を持ってしまったので、聴きたいときに聴きたいCDを聴けないことです。
私がヒラリー・ハーンを聴こうかなあと思ってかけると、大体の場合は途中で再生をとめられて、CDを入れ替えられ、童謡やNHK教育の幼児番組のCDを聴かされるはめになります。

結局、今、私が落ち着いてCDを聴けるのは、通勤の自動車の中くらいです。


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ちびねこと童謡 [子育てと音楽]

子育てに追われ、なかなか充実した練習ができないでいる今日この頃ですが・・・

子ども(仮称ちびねこ。男子、2歳7ヶ月)の方は、毎日自分なりに音楽を楽しんでいる様です。

CDは色々と流しているのですが、やはり分かりやすいのでしょう、基本的には童謡がお気に入りで、よく歌っています。
もちろん、歌詞はめちゃくちゃ(というか、言葉自体まだあまりしゃべれません)なのですが、どんな旋律をなぞっているのかは何となく分かるので、何を歌っているつもりなのかは分かります。

歌っているレパートリーは
「かえるの合唱」(かえるの歌が、聞こえてくるよ・・・)
「ちょうちょう」(ちょうちょう、ちょうちょう、菜の花にとまれ・・・)
「チューリップ」 (咲いた、咲いた、チューリップの花が・・・)
が多いです。いずれも、ほとんどの方が知っていることでしょう。

しかし、このての童謡、意外と外国民謡が多いんですよね。
上の3曲の中ではチューリップだけが日本で作られた曲のようです。


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2009年 日本公演 (リサイタル) [ヒラリー・ハーンを聴く]

前回の記事からまたまた相当の期間が空いてしまいました。
引き続き子育てで大変な中、練習も細々と継続としています。前回の記事に引き続き、モーツァルトの協奏曲5番第2楽章を練習中です(こちらをご参照)。

さて、2009年1月18日、いよいよ念願のヒラリー・ハーンのヴァイオリンリサイタルに行って来ました。 

【演目】 

ヒラリー・ハーン(バイオリン)
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番「キャンプの集いの子供の日」
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集より
                第10番、第11番、第12番、第19番、第5番、第20番、第21番
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2番

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番
イザイ:子どもの夢
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
バルトーク:ルーマニア民族舞曲

アンコール
・パガニーニ:カンタービレ
・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番


私も様々なヴァイオリニストのコンサートに行きますが、ヒラリー・ハーンは私の中では別格です。
音色の、特に重音の安定感に、安心して引き込まれていくことができます。
身体を激しくくねらせるようなこともなく、美しい姿勢のまま弾き進めて行くところも良いです。
前回はシベリウスのコンチェルト1曲だったのですが、今回は2時間たっぷりリサイタルのうえ、ピアノとのデュオですし、無伴奏曲もありましたので、そのような素晴らしい音色を前回よりも堪能できました。

今回のリサイタルは、実は私は1曲を除いて全て初めて聴く曲でした。

特に、アイヴズのヴァイオリン・ソナタ3曲は、少し現代曲風でしたが、ずっと聴き入ってしまいました。
後日、CDを探してみましたが見つかりませんでしたので、相当レアなプログラムなのでしょう。
というか、私はアイヴズという作曲家自体、今回初めて知りました。

そのような初めての曲の連続でありながら、ずっと聴き入ってしまうのはやはりヒラリー・ハーンの凄さでしょう。素晴らしい時間でした。

終了後、サイン会があり、持参したバーバーの協奏曲の楽譜にサインをもらいました。 

DSC03953.jpg

いずれはこの曲を練習したいですね~。

次の日本公演を楽しみにしながら、練習を続けていきたいと思います。


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NHK音楽祭2008 ブルッフ:バイオリン協奏曲 [徒然なるヴァイオリン]

前回の記事からまたもや半年と空いてしまいました。
相変わらず、子育ての慌ただしさに追われておりますが、引き続き練習は細々としています。前回の記事の当時はモーツァルトの協奏曲5番第1楽章を練習中でしたが、現在は第2楽章を練習中です(こちらをご参照)。

さて、2008年10月22日、東京出張のついでに、NHKホールで行われた「NHK音楽祭2008 -魅惑のバイオリン 魂のコンチェルト-」を聴いてきました。

【演目】 

NHK交響楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
サラ・チャン(バイオリン)

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブルッフ:バイオリン協奏曲 第1番 ト短調

サラ・チャンの演奏は初めて見ましたが、非常に情熱的な演奏でした。ブルッフとの相性は抜群の音色、弾き方でしたね。ハスキーボイスで艶っぽい演奏でした。ヒラリー・ハーンの演奏が凛として気高いのとは対照的でした。
どちらの演奏も個性的で魅力的です。どちらが好きか(というか、どちらの演奏を目指したいか)といわれれば私はヒラリー・ハーンの演奏の方が好きですが・・・。

ジャナンドレア・ノセダの指揮は、私にとっては前回のヒラリー・ハーンのシベリウスに続いて連続でしたが、こちらも情熱的でした。「魂のコンチェルト」とのタイトルにピッタリの選曲、指揮者、ソリストでした。

残念だったのは、ソリストのアンコールがなかったことですね。正直、小曲1曲くら弾いてもらいたかったなぁ・・・

さて、次のコンサートは多分来年1月のヒラリー・ハーンリサイタルです。今度はリサイタルですので、前回(シベリウスのコンチェルト)よりも更に楽しみですね~。
そのころはモーツァルト5番の第3楽章に進んでいたいものです。


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2008年 日本公演(シベリウス Vn協奏曲) [ヒラリー・ハーンを聴く]

前回の記事から1年以上も時間が経ってしまいましたが、久々の更新です。
長男誕生後、子育ての慌ただしさに追われて練習時間が激減してしまい、このblogも手つかずになってしまいました。
しかし、練習は細々と続けており、現在はモーツァルトの協奏曲5番を練習中です(こちらをご参照)。

さて、2008年3月16日、横浜みなとみらいホールで行われたBBCフィルハーモニックの日本公演で、とうとうヒラリー・ハーンのライブ演奏を聴くことができました。演目はシベリウスのヴァイオリン協奏曲です。

ヒラリー・ハーンのライブ演奏を聴くのは初めてでしたが、期待を裏切らない素晴らしさでした。ヒラリー・ハーンの来日記念のアルバムも販売されていますね。

シベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲

シベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲

  • アーティスト: ハーン(ヒラリー),シェーンベルク,シベリウス,サロネン(エサ=ペッカ),スウェーデン放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/03/05
  • メディア: CD

 

当日の演奏は、CDよりもテンポが速い感じで、特に第3楽章は、まさに引き込まれるという感じで圧巻でした。

アンコールはバッハの無伴奏3番、ラルゴ。期待通りバッハの無伴奏を弾いてくれるのが良いですね。技巧的でテンポの良いシベリウスの第3楽章の後に、しっとりと気持ちを落ち着かせるバッハのラルゴという組み合わせが良かったです。

希望を言えば、まだ録音されていないバッハの無伴奏ソナタ1番、2番あたりを聴いてみたかったというのもあるのですが、まあ次の機会ということで・・・

ところで今回、予想に反して休憩中及び終演後にサイン会がありました。これは嬉しい誤算で、休憩中に早速無事サインももらってきました。万一サイン会があるときのために、私は2枚CDを持参していました。1枚はさきほどのシベリウスで、もう1枚は・・・

バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲

バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲

  • アーティスト: ハーン(ヒラリー),バーバー,メイヤー,ウォルフ(ヒュー),セント・ポール室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2000/09/20
  • メディア: CD

お気に入りのこちら。しかし、実際の演奏を聴いた直後だと、やはりシベリウスのCDの方にサインしてもらった方が記念になるな~と思い、シベリウスのCDのブックレット裏にサインをしてもらいました。

 

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それがこちらです。握手もお願いしてしてもらいましたよ~。[わーい(嬉しい顔)]

サイン会が確実にあると分かっていれば、バーバーの協奏曲の楽譜を持参してサインしてもらいたかったところです。ちなみに、サイン会で私の前に並んでいた方は、シベリウスのVnソナタ(多分)の楽譜にサインをもらっていました。う~ん、考えることは皆同じですね~。

ちなみに、どうでもいい話ですが、ヒラリー・ハーンの当日の衣装は、DVDとして販売されている教皇バースデイ・コンサート(モーツァルトの協奏曲第3番を演奏)のときの衣装でした。

ところで、当日のパンフレットに、来年(2009年)1月9日、横浜みなとみらいホールでヴァイオリンリサイタルを行うというチラシが入っていました。この日は金曜日なのですが、多分どこかで土・日にもリサイタルをやってくれると期待しています(平日に横浜まで出ていくのはかなり難しいのです)。


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ユリア・フィッシャー 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]

J.S. Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 [Hybrid SACD]

J.S. Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 [Hybrid SACD]

  • アーティスト: Johann Sebastian Bach, Julia Fischer
  • 出版社/メーカー: PentaTone Classics
  • 発売日: 2005/06/14
  • メディア: CD
 

 

【基本情報】

ユリア・フィッシャー(vn)

2004年12月録音/15'47

【印象】

            華麗↑ 

(クール1、繊細さ1)●     →力強さ     

           クール↓ 

 近年の録音でライブ録音ではなくノイズやストレスは全くありません。柔らかさを感じる演奏で、アルペジオの進行がとても美しいですね~。

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ユリア・フィッシャー 【CD】 [チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲]

Peter Ilyich Tchaikovsky: Violin Concerto in D, Op. 35 [Hybrid SACD]

Peter Ilyich Tchaikovsky: Violin Concerto in D, Op. 35 [Hybrid SACD]

  • アーティスト: Pyotr Il'yich Tchaikovsky, Yakov Kreizberg, Russian National Orchestra, Julia Fischer
  • 出版社/メーカー: PentaTone
  • 発売日: 2006/11/21
  • メディア: CD
  
【基本情報】

ユリア・フィッシャー(vn)

2006年4月録音/第1楽章18'05 第2楽章6'44 第3楽章10'04

【印象】

            華麗↑ 

       (繊細さ1)●    →力強さ     

           クール↓ 

 近年の録音でライブ録音ではなくノイズやストレスは全くありません。技巧も音色もすばらしく、今まで持っているチャイコンのCDの中では一番好きな演奏ですね。

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丸一年 [調絃]

このblogを立ち上げたのが、去年の2/5でしたから、今日でちょうど丸一年になります。

この1年間、皆様に多くのnice!やコメントをいただき、本当にありがとうございます。

さて、これまで基本的には毎日更新で進んでまいりましたが、音楽史のテキストも一通りみたところでネタが尽きてきたのと、先日子供が生まれて多忙な状況にある等の理由から、今後は週末配信で進めて行きたいと思います。

子供の方が一段落したら(するのか?)、もっと練習履歴の色合いの強いblogになっていくかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

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