ユリア・フィッシャー 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
J.S. Bach: Sonatas and Partitas for Solo Violin, BWV 1001-1006 [Hybrid SACD]
- アーティスト: Johann Sebastian Bach, Julia Fischer
- 出版社/メーカー: PentaTone Classics
- 発売日: 2005/06/14
- メディア: CD
ユリア・フィッシャー(vn)
2004年12月録音/15'47
【印象】
華麗↑
(クール1、繊細さ1)● →力強さ
クール↓
近年の録音でライブ録音ではなくノイズやストレスは全くありません。柔らかさを感じる演奏で、アルペジオの進行がとても美しいですね~。
川畠成道 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
寺神戸亮 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
天満敦子 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
【基本情報】
天満敦子(vn)
1996年9月17、18日録音/15'55
【印象】
↑●(華麗2、力強さ1)
繊細さ← →力強さ
クール↓
以前に紹介した天満さんのCDよりも8年くらい前の録音です。ライブ演奏ではないので、ノイズやストレスはありません。私的には以前に紹介した(即ち近年の)方が好きですが、説得力のある演奏は以前に紹介したものとほぼ同様です。また、こちらのCDは、「愛のあいさつ」「ユモレスク」など、有名な小品がカップリングされているのが特徴です。
天満敦子 【LIVE】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
【基本情報】
2006年6月30日 午後7時00分/福島市音楽堂大ホール
天満敦子(vn)
【印象】
華麗↑ ●(華麗3、力強さ2)
繊細さ← →力強さ
クール↓
いつかはライブで聴きたいと思っていた天満さんのシャコンヌです。まさに歌うような表現、迫力、本当に素晴らしかった。今も反芻してしまうような、とても幸せな時間でした。またもや前の方(2列目)で聴いて(見て)しまいました。(^^;;
リサイタルのプログラムは、以下のとおりです。
バッハ トッカータとフーガニ短調(パイプオルガン/小林英之)
カザルス 鳥の歌
カッチーニ アヴェ・マリア
ヘンデル オンブラ・マイ・フ
黒人霊歌 アメイジング・グレイス
ブロッホ 祈り
バッハ 無伴奏パルティータ第3番全曲
バッハ パルティータ第2番よりシャコンヌ
アルビノーニ アダージョ
ポルムベスク 望郷のバラード
(アンコール)
バッハ 主よ、人の望みの喜びよ
中田喜直 夏の思い出
特にアンコールの夏の思い出が良かった。私は基本的に声楽曲をvnで弾くのは好きでないのですが、この曲はいつか弾いてみたいと思いました。
リサイタル終了後、サイン会があって、バッハ無伴奏の楽譜にサインをしていただきました。何とか無伴奏の練習ができるようになるよう、精進したいと思います。まあ、いずれにしても一朝一夕でなせるものではないので、気長に・・・
このように、楽譜の表紙の裏に大きくサインをしていただきました。・・・え、楽譜が輸入盤じゃないって?いやぁ、独学者には日本語の詳細な解説が付いているようなものでないと辛いのですよ・・・。
ヘンリク・シェリング 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
【基本情報】
ヘンリク・シェリング(vn)
1967年7月録音/14'24
【印象】
華麗↑
繊細さ← ● →力強さ
クール↓
近年の録音ではありませんが、録音状態は良好で、ノイズやストレスは全くありません。これはバッハ無伴奏の名盤とされているようですが、実際、それだけの評価をうけるにふさわしいものと思います。力強さ、繊細さ、華麗さ、クールさの全てのバランスが高い次元でとれていると思います。ヒラリー・ハーンは、アート・オブ・ヴァイオリンの中で、「ヘンリク・シェリングのバッハの解釈が一番しっくりきます」とのコメントをしていましたが、なるほど、しっくりと身体に入ってくる感じです。無伴奏全曲を1枚買うなら、今のところこのCDが一番のお勧めですね。
ヤッシャ・ハイフェッツ 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)
- アーティスト: ハイフェッツ(ヤッシャ), バッハ
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 2001/11/21
- メディア: CD
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
1952年10月21~25、29日録音/12'53
【印象】
華麗↑
繊細さ← →力強さ
クール↓ ●(クール2、力強さ1)
ライブ録音ではなくノイズやストレスはないのですが、比較的以前の録音ですので多少音がこもった感じがします。ハイフェッツのシャコンヌは、情緒的ではないのですが、淡々と進むというのともちょっと違くて、よい意味で辛口の感じです。
ライナー・キュッヒル 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
ヒラリー・ハーン 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
天満敦子 【CD】 [バッハ 無伴奏シャコンヌ]
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV・1001~6
- アーティスト: 天満敦子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2004/11/03
- メディア: CD
天満敦子(vn)
2004年8月12、13、16日録音/15'34
【印象】
↑●(華麗3、力強さ1)
繊細さ← →力強さ
クール↓
近年の録音で、ライブ演奏ではないので、ノイズやストレスは全くありません。無伴奏曲でこれだけ説得力のある演奏は、まさに見事としか言いようがありません。特に中盤は神々しい感じさえ受けます。お勧めの1枚(2枚組)です。