「あがり」を克服する-ヴァイオリンを楽に弾きこなすために [書籍・雑誌]
ヴァイオリン関係の書籍はそんなに持っている訳ではないのですが、何冊かとても気に入っている本があります。この本はその中でも一番のお気に入りです。
目次を見てみます。「楽器を落としそうになる恐れ」「弓が震えてしまう恐れ」「音程が外れる恐れ」「ハイ・ポジションとシフトに対する恐れ」「音量不足なのではないかという恐れ」「早くパッセージを弾けないという恐れ」「曲を忘れてしまう恐れ」と並んでいます。
どうです、読みたくなってきたでしょう?
もともと私は人前で弾くときに緊張して弓が震えるという問題があり、これを何とかしたいと思って購入したものです。
この本は、各種の「あがり」の症状について、精神論から練習の方法まで極めて具体的に説明しており、非常に納得できる本です。
特に、ビブラートに対する考え方は、この本を読んだ後色々と考えたり勉強したりしているうちに、次第にしっくりとくるようになってきました。
また、ヴァイオリニストに関するエピソード本としても楽しく読むことができます。
この著者は毎年アマチュアをも対象としたヴァイオリンセミナーを開いているようなのですが、私は参加したくなってしまいました。皆さんも、是非!読んでみて下さいね。
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