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楽器の名前 [徒然なるヴァイオリン]

 「楽器は生きているのだから名前をつけてあげてね」というのが、カトー・ハヴァシュさんの教えです。

「あがり」を克服する―ヴァイオリンを楽に弾きこなすために

「あがり」を克服する―ヴァイオリンを楽に弾きこなすために

  • 作者: カトー ハヴァシュ
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本

  これまでこのblogで何回もご紹介してきたこの本ですね。

 さて、ハヴァシュさんの教えを守って、という訳でもないのですが、私も自分の楽器に名前をつけています。ヴァイオリンの方は「らいむ」、サイレントヴァイオリンの方は「すだち」と言います。

 こちらが「らいむ」で・・・

 こちらが「すだち」ですね。

 あ、弓には名前付けてません。(^^;;

 名前を考えるに際しては、まず、名前負けするのが嫌なので、基本的には音楽と全く関係のない名前にしようと思いました。しかし、やはり音楽的な目標などもとりいれてみたい、という矛盾した欲求もあり、かつ、ヴァイオリンとサイレントヴァイオリンが同じ属性のものがよく、さらにいずれ3台目のヴァイオリンを購入したときにも名前をつけやすい、ということも網羅しようと思って考えました。欲張りです(笑)。

 候補としては、まずカクテルの名前があがりました。基本的に私が好きな「スプモーニ」とか「ジンライム」とかです。しかし、このところめっきり酒に弱くなってきており、今ひとつ気乗りしませんでした。

 で、次に思いついたのが柑橘系の名前です。爽やかでみずみずしい音色が出せそうでしょう(こじつけ?)。柑橘系といえば、まずはレモンやオレンジが思いつくのですが、それもちょっと生々しいところです。「食べる」イメージがダイレクトに出てくるのはちょっとなぁ・・・。(苦笑)むしろ、食べるよりも香り付けに使われるものの方が良いなあと思い、考えた挙句まず決まったのが「ライム」でした。それから、日本の柑橘系「ゆず」「すだち」「かぼす」の中から「すだち」を選びました。実は、私のお気に入りは「ゆず」なのですが、3台目の可能性があるので敢えて残しておいたのです。

 そういうわけで、欧州(独)のヴァイオリンを「らいむ」と、日本製のヤマハのサイレントヴァイオリンを「すだち」と名付けたのです。本当は、ヴァイオリンの方はドイツ製なのでライムのドイツ語読みにしようかとも考えたのですが、ひらがなの方がより固有名詞っぽいかな~と思い、「らいむ」「すだち」としました。

 実際、名前をつけてみると、楽器に対する愛着がより沸いてきます。おかげで、三台目のヴァイオリンを購入するのは思っていたよりも相当先になりそうです。

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コメント 2

スザンナ

爽やかでみずみずしい音 だったのですね。なるほど~ と思いました。
わんこにはめちゃくちゃ日本ぽい名前を付けた私ですが、チェロはイタリア語になってます^^;。三台目の可能性も考えて名前をつけていらっしゃるとは、c-tailさんらしいですね(^_^)
by スザンナ (2006-06-14 10:42) 

c-tail

◆スザンナさん、nice!&コメントありがとうございます!
ほんとうに爽やかでみずみずしい音が出せるようになれば良いのですがね~。なかなか道のりは遠いです。(^^;;
by c-tail (2006-06-14 19:05) 

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